「第9回野毛古墳まつり」に参加しました〜。
投稿日:2016年10月16日
2016年10月16日、東京都世田谷区の野毛大塚古墳でおこなわれた『第9回野毛古墳まつり』に参加してきました!
まりこふんトークショー&協会ブース出展で古墳にコーフンしてきましたよ。
(古墳にコーフンはいつものことです)
ちなみに野毛大塚古墳とは・・・、
野毛大塚古墳は、国分寺崖線上の高台、上野毛から尾山台にかけて広がる野毛古墳群のなかで最大規模の古墳です。平成元~4年に行われた発掘調査によって、古墳の形は帆立貝形古墳(全長82メートル、後円部直径67メートル、高さ11メートル)で、 同種の古墳としては最大級の規模を誇っています。
また、周囲には馬蹄形(ばていけい)の濠(ほり)がめぐり、これを含めた全長は104メートルになることがわかっています。
なお、古墳の表面は葺石(ふきいし)で覆われ、都内最古の埴輪列が立てられています。
後円部の頂上には遺体を埋葬する施設である主体部(しゅたいぶ)が50年ほどの間に4カ所設けられています。中央の第1主体部からは関東地方最古の鉄製甲冑(かっちゅう)や石製品など、多種多量の副葬品(ふくそうひん)が出土しています。(東京都指定有形文化財)
これらの副葬品から、5世紀初めころ(約1,600年前)に造られた古墳と考えられ、畿内王権と深く結びついた南武蔵地域の大首長墓と考えられ、当時の政治・社会の展開を考える上で重要です。
という、巨大な帆立貝式古墳ですね。
朝9時、住宅街の中にたたずむ野毛大塚古墳。
玉川野毛町公園としてきれいに整備されてますよ。
野毛大塚古墳の模型・解説文もあります。わかりやすい。
古墳にコーフン協会ブースも設置完了!
古墳クッションビルダー宇宙椅子さんの『野毛大塚古墳クッション』もありますよ!
造出しがぴょこんと出ていてかわいい。そっくりです。
こちらは前方後方墳のちびちびこ(古墳クッションのミニミニサイズ)。
新作です。
さてさて、ブース設置も完了してあとは、まつり開始を待つばかり。
ちょっと散歩しましょうかね。
(写真はタチハナ副理事長お手製の墳帽子)
野毛大塚古墳の情報展示コーナー。
混む前に覗いてきました。
野毛大塚古墳とその周辺の古墳から出土した埴輪がずらり。
柵型埴輪いいですよね〜。
気合入りすぎている超高精細ペーパークラフトの数々。
なにこれすごい。
古代食の炊き出しもありました。
とどろき渓谷ビールもありました〜。ぐびぐびプハー。
さあ、第9回野毛古墳まつり、はじまりはじまり〜。
古墳にコーフン協会ブースもいきなりの賑わい。
「今日って、まりこふんさん来るの?」
「はい、もうすぐトークショーしますよ」
「この古墳クッション、欲しかったんですよー」
「ですよねー」
お昼には、まりこふんトークショー。
東京の古墳めぐりの楽しみ方などを話しました。
ちなみに、古墳の前方部がステージです。
まりこふんトークショーのあとは、まりこふん大忙しに。
著書にサインしたり、あいさつしたり、写真を撮ったり撮られたり。
ふいに現れたゆるキャラ『のげ丸くん』!
どうみても野毛大塚古墳!
彼は今回のまつりが初登場なのかな。パーツのいたるところから手作り感が滲み出ていて、じんわりと応援したくなる造形。
これからもがんばってのげ丸くん!(壊れないでね)
こちらも地域のゆるキャラ『とどロッキー』。
この古墳のある等々力(とどろき)地域、動物のトド、そしてボクサーのロッキー。
それらを掛け合わせて『とどロッキー』に!(どうして掛け合わせた)
だいぶ横に広い、ごつい、そして体をこすると上に伸びて大きくなる設定。(一部で「ヤダッ、卑猥」とささやかれていた彼)
まりこふんと、とどロッキー。
とどロッキーに勝負を挑む当協会会員。
さて、まつりも終了時間。
地元の方がいつもの公園にふらりと遊びにくる感覚で、ゆっくりとした時間が流れる、のんびり過ごせたおまつりでした。
まつり後は等々力駅近くでホルモンを摂取。ビールも吸引。
こういう場所で語る墳活話がまた楽しい。