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「鷹塚古墳を国史跡に」別府大でセミナー/大分

別府大学文化財研究所の文化財セミナーが8日、別府市の同大学であった。研究者は県史跡に指定された市内春木の鷹塚(たかのつか)古墳について発掘調査で分かった成果などを示し、国史跡指定の必要性を強調した。
鷹塚古墳は飛鳥時代の6世紀末~7世紀初めに造られた県内唯一の巨石墳で、長方形の「方墳」とみられる。研究報告で、発掘調査に携わった上野淳也同大学准教授は「一辺が30メートル近い大規模な方墳は九州でも少ない。(発掘調査が終わっていない玄室も含め)石室は県内最大ではないか」と述べた。
パネルディスカッションでは、同大学の田中裕介教授や上野准教授らが別府に方墳が築かれた理由や、埋葬者と当時の大和政権の関係について話し合った。
基調講演では同大学の飯沼賢司教授が「豊後国風土記にみえる首長たち」と題し、風土記に記述がある女性首長や別府を中心とした速見郡の歴史的な位置付けなどを紹介した。
セミナーは鷹塚古墳の県史跡指定(2013年)と風土記編さん1300年を記念して開いた。市内の歴史愛好者や学生ら約150人が集まり、郷土の歴史をひもとく可能性を秘めた話に熱心に聞き入っていた。

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http://www.oita-press.co.jp/localNews/2014_139207799096.html