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塚穴山古墳を測量…墳丘や横穴式石室/奈良

天理大や帝塚山大などの研究チームが14~17日、天理市の塚穴山古墳(6世紀末~7世紀初め)で、終末期古墳としては巨大な横穴式石室(長さ約17メートル、最大幅約3メートル)や墳丘などの測量を行った。

同古墳は直径約63メートルの円墳とされ、石室は天井部分が失われている。蘇我馬子の墓ともいわれる明日香村の石舞台古墳に匹敵する規模で、蘇我氏と対立した古代の大豪族・物部氏の有力者が葬られたとみられている。

塚穴山古墳の測量は1988年に天理大などが行って以来で、宇野隆夫・帝塚山大教授のグループが3次元レーザーで石室内を計測したほか、天理大などが墳丘や周囲の周濠(しゅうごう)、堤をそれぞれ計測した。

収集したデータは今後、詳しく解析する予定で、桑原久男・天理大教授は「堤まで入れると直径112メートルになる突出した規模の古墳。今回の調査成果を将来の保存、活用につなげたい」と話した。

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http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news/20140317-OYT8T01178.htm