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縄文・古墳時代の里紹介 – 歴史に憩う橿原市博物館/奈良

4月1日に開館する橿原市川西町の「歴史に憩う橿原市博物館」で、開館記念企画展「里ひらく」(1日〜6月1日)の準備が整い、26日、報道関係者に公開された。観音寺本馬遺跡で見つかった愛らしい表情の土偶(縄文時代晩期、高さ約15センチ)など、129点が展示される。

京奈和自動車道の建設に伴う発掘調査で発見された橿原市南西部や大和高田市、御所市の6遺跡に焦点を当てる。縄文〜弥生時代の人々の生活と自然環境の変化が明らかになるなど、重要な成果が得られた。

企画展には、縄文時代晩期(約3千年前)にクリ林を管理していた観音寺本馬遺跡▽弥生時代前期(紀元前4世紀)に2万7千平方メートル以上の水田が広がっていた中西遺跡と秋津遺跡▽古墳時代中期(5世紀)の朝鮮半島との関わりを示す土器が出土した新堂遺跡―などの遺物が並ぶ。

博物館に隣接する新沢千塚古墳群(4〜6世紀)が築かれるまでの地域の開発史を紹介した。

玉手遺跡で見つかった縄文時代晩期(約3千年前)の糸玉は国内最西の発見例。縄文〜弥生時代に生息していた昆虫の現生標本も展示している。

市文化財課の松井一晃主査は「縄文時代から古墳時代にかけて昔の人が里を開いた姿を、いろいろな角度から見てもらえれば」と話している。

入館料は大人300円、高校・大学生200円。小・中学生100円。期間中、講演会も開かれる。問い合わせは同館、0744(22)4001。

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http://www.nara-np.co.jp/20140327100325.html