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新沢千塚古墳群 出土品里帰り/奈良

橿原市の国史跡・新沢千塚古墳群(4~6世紀)で発掘された遺物など96点を公開する特別展が7月5日、同古墳群そばの「歴史に憩う橿原市博物館」で始まる。目玉は、半世紀前に発掘されたあと、東京・上野の東京国立博物館が所蔵してきた新沢千塚126号墳の出土品。重要文化財に指定された金や銀の副葬品25点が、変わらぬ輝きで見る人を魅了しそうだ。

純金の板に龍の文様を透かし彫りした「金製龍文方形冠飾かんしょく」や、金線を螺旋らせん状に巻き付けた指輪、衣服か遺体を覆う布の飾りだったとみられる金製「歩揺ほよう」などを展示する。

126号墳は、5世紀後半の長方形墳。1963年に発掘された。ペルシャ製のガラス器をはじめ、中国や朝鮮半島からもたらされた品が多数、見つかった。

特別展ではこのほか、166号墳の埴輪はにわや、281号墳の鉄製甲冑かっちゅうも披露する。金製龍文方形冠飾など126号墳出土品のレプリカに触れるコーナーも設ける予定だ。

同古墳群は、約600基の古墳が集中する国内有数の群集墳。石坂泰士学芸員は「地元で初公開する126号墳の出土品の数々を見てほしい」と話している。

9月7日まで。月曜(7月21日を除く)と7月22日は休館。観覧料は大人300円、高校・大学生200円、小中学生100円。問い合わせは、歴史に憩う橿原市博物館(0744・27・9681)。

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