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古墳出土の刀の装飾品3Dプリンターで再現

静岡県の古墳から見つかった刀の「つか」の装飾品がさび付く前の姿を、3Dプリンターを使って再現することに成功し、専門家は高度な技術が使われていたことが分かったとしています。

再現されたのは、静岡県長泉町にある7世紀前半の「原分古墳」で見つかった、刀の「つか」の先端部分、「つかがしら」です。
手に握るつかの部分の端を覆うように取り付ける長さ9センチほどの鉄製の装飾品で、実物は、さび付いているため詳しい形を見ることはできません。
そこで、京都府南丹市にある京都美術工芸大学の村上隆教授は検査装置のCTで分析したうえで、3Dプリンターを使って元の姿を忠実に再現することに成功しました。その結果、表面に直径0.5ミリほどの細い銀の針金をはめ込む装飾が施され、針金をねじりながら加工する高度な技術が使われていたことが確認されたということです。
村上教授は、「3Dプリンターを活用することで、元の姿を見るのが難しい文化財の価値を知ることができる」と注目しています。

記事のページ(動画あり):
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140701/k10015637541000.html