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古墳、奈良・平安時代の集落跡 倉吉で見つかる/鳥取

鳥取県倉吉市北野のドウ々平(どうひら)遺跡で、古墳時代終末期(7世紀ごろ)の竪穴建物跡6棟と、奈良・平安時代(8~9世紀ごろ)の掘っ立て柱建物跡15棟が見つかったと同市教委が4日、明らかにした。建物の様式が変わっても、集落の基本形態が7世紀から9世紀まで受け継がれた可能性があり、当時の集落の様子を知る貴重な手掛かりとなる。

同遺跡はことし1月から、県道の改良工事に伴い発掘調査。約千平方メートルの範囲から、地面を掘ってその底を床にした竪穴建物跡と、土に直接柱を埋め込んだ掘っ立て柱建物跡が確認された。

調査地の中央に約10メートルの空間があり、建物は東西二つのグループに分けることができる。空間が境目になったことが想定できる。

掘っ立て柱建物は、竪穴建物と同じような方向や位置で建て替えられていた。

全体では規模の大きい建物(30平方メートル前後)と小さい建物(25平方メートル以下)が、柱筋をそろえて建てられたものが5セットあり、主屋と副屋という当時の「1軒」ではないかとみている。

ひさしの付いた掘っ立て柱建物が1棟あり、柱穴の直径が1メートルと最大で、集落で飛び抜けた有力者が住んだと考えられる。

同市教委文化財課の岡平拓也主任は「奈良・平安時代の集落の在り方はほとんど分かっておらず、いい史料になる」と話している。6日午前10時から現地説明会が開かれる。

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