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刀や琴のミニチュア埴輪が出土 足利の行基平山頂古墳/栃木

【足利】市教委は5日、本城3丁目の行基平山頂古墳の発掘調査結果を発表した。約90点の埴輪が見つかり、円盤状の台座の上に、15~20センチの小さな刀や琴が並べられていたとみられるものなど、全国的にも珍しい多数の埴輪が出土した。市教委文化課は「貴重な遺物が相次いで発見された。国内の古墳史を考える上で、重要な資料になる」としている。

同古墳は1978年に市重要文化財に指定されており、2012年度から発掘調査を実施してきた。今回の調査で、古墳の築造時期は堆積した火山灰から、6世紀前半ごろと判明。形状は、二段に盛り土した「二段築成」の前方後円墳で、大きさは上段の全長が約43メートル、後円部の直径は約31メートル、高さ約8メートルであることなども分かった。

古墳の上段の外側部分には、円筒埴輪が10~30センチ間隔で並んでいたことが確認され、一部には人の顔が描かれていた。

7日午前10時、午後1時からの2回にわたり、一般向けの現地説明会を行う。同課は「身近なところに貴重な文化財があることを知ってほしい」としている。問い合わせは同課電話0284・20・2230。

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