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和歌山県立紀伊風土記の丘 平成26年度秋期特別展「須恵器誕生 −新しい土器は古墳時代をどう変えたか−」(10月4日〜)/和歌山

2014年10月4日〜2014年12月7日まで、和歌山県和歌山市の和歌山県立紀伊風土記の丘にて『平成26年度秋期特別展「須恵器誕生 −新しい土器は古墳時代をどう変えたか−」』が開催されます。

■展示内容■
須恵器は西暦400年前後に日本列島において生産がはじまった硬くて丈夫な青灰色の焼き物です。須恵器を生産するためには、それまでの日本列島にはなかった「あな窯」と呼ばれる専用の焼成施設が必要でした。その生産技術は朝鮮半島から渡ってきた技術者たちによって日本列島にもたらされましたが、その伝来の背景には日本列島内外における国際的かつ政治的な要因があったと考えられています。
須恵器生産がはじまった古墳時代のなかば、日本列島の頂点に位置していたのは約百年にわたり大阪府古市・百舌鳥の両古墳群に数百mを超える巨大前方後円墳を築造した勢力でした。彼らは、各地の有力首長とともに朝鮮半島との対外交流を行うことによって数多くの最新技術を導入し、その威信をもとに日本列島内での覇権を確立していきました。須恵器もその一つであり、これまで西日本の各地において伝来間もない時期の須恵器窯が発見されています。和歌山県においても、紀ノ川下流域において生産開始期の須恵器が多数出土しており、列島内でも非常に早い段階に須恵器生産技術がこの地に移入されたことが明らかとなっています。
本特別展ではそうした瀬戸内海周辺の各地で発見された生産開始期の窯跡やその周辺遺跡から出土した資料を中心に、須恵器の伝来過程とその背景について当時の東アジア社会における国際情勢や列島内部における国家形成の進展などのいくつかの観点から迫ります。

■期間■
平成26年10月4日(土)〜12月7日(日)

■入館料■
一 般350円(20人以上団体割引 290円)
大学生210円(20人以上団体割引 160円)
※高校生以下・65歳以上・障害者・県内に在学中の外国人留学生は無料

■開館時間■
9:00~16:30(入館は16:00まで)

■休館日■
毎週月曜日(月曜日が祝日または休日の場合は次の平日)

詳細ページ(チラシPDFあり):
http://www.kiifudoki.wakayama-c.ed.jp/