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こも巻き冬支度/栃木

二十四節気の一つ霜降そうこうの23日、大田原市湯津上の国指定史跡「下侍塚古墳」で、アカマツのこも巻きが行われた。樹皮の内側に潜って冬を越す虫をこもの中に誘い込んで木を守る恒例行事。地元の保存会「侍塚古墳松守会」の会員ら約60人が参加した。

下侍塚古墳は1692年、水戸光圀の指示で発掘調査が行われ、盛り土の保護のためにアカマツが植樹されたとされる。当時のアカマツは残っていないものの、樹齢100年クラスを中心に111本が茂っている。

マツクイムシの被害などで本数が少なくなってきたため、今年から、種子から自然に芽生えた苗を残すことにし、20本の幼木が5~10センチに育った。平野精一会長は「10年、15年後が楽しみ。地域の青年たちも古墳周辺の草刈りを手伝ってくれ、古墳を守る意識が高まっている」と話していた。

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