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稲荷山古墳の副葬品一堂に 熊本博物館で企画展/熊本

熊本市北区打越町の稲荷山[いなりやま]古墳から出土した約200点に上る副葬品類を紹介する企画展「稲荷山古墳の出土遺物」が2日、同市中央区古京町の熊本博物館で始まった。同古墳の出土品が一堂に展示されるのは初めて。1月18日まで。

稲荷山古墳は6世紀後半ごろに造られた直径約30メートル、高さ約7メートルの円墳。戦後間もない1947年に熊本語学専門学校(現熊本学園大)学生だった高士与市さん(現在は童話作家)らによって発掘され、装飾が施された横穴式石室とともに、鏡や刀、鉄鏃[てつぞく]、馬具、須恵器など多くの副葬品が出土した。古墳頂上に稲荷社がまつってあったことから、この名が付けられたという。

会場には、多様な副葬品とともに、発掘当時の写真なども展示。飾り金具や杏葉[ぎょうよう]などまとまった馬具類は、当時の装飾の華やかさがうかがえる。

出土品は、所蔵者の熊本学園大が長く熊本博物館と県立美術館に寄託していたが、同日、同博物館に一括寄贈。式典では、同大の幸田亮一学長が寄贈目録を贈った。

13日と1月11日の午後2時から学芸員の展示品解説があるほか、12月23日午後1時半からは、美濃口紀子学芸員による講演会もある。

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