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古墳100選天理巡り ◇市教委が解説書

天理市内の古墳のデータや発掘調査の成果を同市教委がまとめた解説書「天理の古墳100」が発行された。市制60周年を記念した事業で、出土遺物や空から撮影した古墳のカラー写真を数多く掲載して一般にもわかりやすくした。市教委文化財課は「最新の成果を紹介しているので、一般の方も本を手に古墳巡りを楽しんでほしい」としている。(岡田英也)

同書はA4判82ページ。3世紀後半~7世紀の古墳と同時期の遺跡も掲載している。

県内の市町村では最多の1500基以上ある市内の古墳のなかから、規模や歴史ファンの関心が高い100基に絞った。

さらに、▽崇神天皇陵や景行天皇陵とされる巨大古墳がある「柳本古墳群とその周辺」▽5~6世紀に栄えた有力豪族・和爾氏の本拠地とされる「和爾・櫟本周辺」▽大和朝廷で軍事を担当し、聖徳太子や蘇我氏に滅ぼされた物部氏の勢力地「布留・杣之内周辺」――など、5つのエリアに分類。県や天理大などからも資料を借り、2年かけて編集した。今月15日に販売を始めた。

市内最大の全長約300メートルを誇る渋谷向山古墳(景行天皇陵)では、墳丘の測量図を掲載。中国の年号が刻まれた大刀が見つかった東大寺山古墳については、解読された大刀の文字を書き起こした。33面の三角縁神獣鏡が出土した黒塚古墳では、石室や鏡の写真を紹介している。

編集した同課の石田大輔主査は「カラーの写真掲載は初めての資料も多い。古墳への理解を深めてほしい」と話していた。

同市教委は同書を1000部制作し、1500円(税込み)で市埋蔵文化財センターや市立黒塚古墳展示館で販売している。現金書留による通信販売も行っている。問い合わせは同課(0743・65・5720)へ。

記事のページ:
http://www.yomiuri.co.jp/local/nara/news/20150129-OYTNT50330.html

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