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古墳時代の渡来人集落か 大津市の滋賀里遺跡/滋賀

大津市教委は29日、同市見世1丁目の滋賀里遺跡から、古墳時代後期(6世紀後半)の渡来系の建築技術が使われた大壁建物3棟の遺構が見つかったと発表した。市教委は、渡来人系の技術集団の集落が一帯にあった可能性がさらに高まったとしている。

大壁建物は、方形に溝を巡らせ、柱を並べて隙間に土を塗り込んで壁を造り、屋根をのせた構造の建築物。朝鮮半島からの渡来人がもたらした技術で、市内では滋賀里遺跡から半径2キロ内で同様の建物跡が約40棟見つかっている。

見つかった遺構3棟は、最大で東西11・6メートル、南北9・4メートル。最小で東西7・6メートル、南北6・2メートル。溝の幅は0・4~0・5メートルだった。遺構の穴からワラが混ざった4~5センチ大の赤色の粘土の塊も見つかった。焼けて雨にとけず残っていた壁土とみられる。壁土の材料が見つかるのは珍しいという。

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