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5世紀の傘飾り模した木製品…堺ニサンザイ古墳/大阪

世界文化遺産登録を目指す「百舌鳥・古市古墳群」に含まれる堺市北区の前方後円墳「ニサンザイ古墳」(5世紀後半)で、貴人の日よけ傘とされる「蓋」の立ち飾りを模したとみられる木製品が見つかった、と同市が30日発表した。国内での出土は初といい、墳丘に並べられた「木の埴輪」の一部とみられる。

市文化財課によると、木製品は3点で、前方部の濠で確認した。最大は長さ79センチ、幅14センチ、厚さ1センチ。切り込みや透かしのほか、表面には文様が刻まれている。

同古墳では、木製品が1976年に後円部付近で1点(破片)、2012年に北側くびれ部で23点出土。用途は不明だったが、市は今回のものを踏まえ、24点も蓋の立ち飾りを模した一部とみている。

蓋の立ち飾りそのものは、1994年に滋賀県守山市の八ノ坪遺跡で発見されたのみ。黒漆塗りで、長さ29センチ、幅13センチ、厚さ0・4~0・8センチという。

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http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20150131-OYO1T50015.html