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高松塚古墳壁画の岩絵具の原料確認/奈良

橿原考古学研究所は27日、極彩色壁画で知られる高松塚古墳の石室内で見つかった青色、赤色、緑色の岩絵具が付いた漆喰(しっくい)片を科学的に調べた結果、岩絵具の原料となるアズライト(藍銅鉱)、辰砂(赤色硫化水銀)、マラカイト(孔雀石)の3つの鉱物を確認したと発表した。

漆喰片は、岩絵具で描かれた極彩色壁画の一部と考えられる。これまでの調査から、壁画にはアズライトでつくった群青などの岩絵具が使われたとみられていたが、今回鉱物学的に再確認した。

昭和47年の発掘調査で見つかった高松塚古墳内の鏡などの出土遺物のほとんどは国に移管されたが、一部が調査にあたった橿考研に残され今回、3色の岩絵具が付いた漆喰片に、鉱物の結晶構造を調べるX線回折分析を実施した。

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http://www.sankei.com/region/news/150328/rgn1503280042-n1.html