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葛城市の古墳から青銅製の鏡/奈良

葛城市の古墳で、青銅製の鏡や金銅製の耳飾りなどが見つかり、地元の教育委員会では有力な人物の墓ではないかと見ています。
青銅製の鏡などが見つかったのは7世紀前半につくられたと見られる葛城市の太田古墳群の4号墳です。
地元の教育委員会が発掘調査したところ、古墳は、直径およそ23メートルの円墳で盛り土が崩れないように古墳の裾の部分を中心に石が積み上げられていました。
内部からは家の形をした石の棺が見つかり中から青銅製の鏡が、また棺の近くで金銅製の耳飾りが見つかりました。
このうち鏡は直径およそ11センチで、裏側には想像上の獣とみられる文様が6匹描かれていて、「六獣形鏡」と呼ばれる日本で作られた鏡とみられています。
「六獣形鏡」はこの時代の有力者が持っていたものと見られ、各地の古墳で見つかっていますが葛城市内で発掘されたのは初めてです。
調査した葛城市歴史博物館の神庭滋主査は、「丁寧に造られている古墳で、鏡などの副葬品があったことから有力な人物の墓とみられる。近くにはさらに力のある人物のものと見られる前方後円墳があることから、その人物に仕えた有力者の墓ではないか」と話しています。
現地説明会は今月5日に行われます。

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http://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/2053652501.html