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呉羽丘陵の古墳 東北と交流説も 考古資料館、きょうから企画展/富山

土器などの出土品を展示しながら古墳について学ぶ企画展「呉羽丘陵の古墳」が二十三日から富山市安養坊の市考古資料館で始まる。学芸員の小黒智久さん(41)は「身近な里山に小規模だが古墳群がある。その歴史的な意義を考えるきっかけにしてほしい」と強調する。(青木孝行)

県の中心部に位置する呉羽丘陵には、古墳時代(三世紀後半~七世紀)の古墳が五十基以上あることが分かっている。

企画展では、古墳時代前期(三世紀後半~四世紀後半)、中期(四世紀末~五世紀末)、後期-終末期(六、七世紀)の三つに分けて紹介する。

前期では、前方後円墳同士が隣接する形で配置されていることに着目。この形態が福島県の会津盆地で見つかった古墳群と類似していることから、小黒さんは「東北と情報交流があったのではないか」と分析している。

企画展では土器や馬具、鉄の刀など六十五点の出土品を展示。十一月八日まで(会期中無休)。

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http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20150523/CK2015052302000037.html