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仁徳天皇陵古墳の陪塚「収塚古墳」、広場として整備へ 大阪府堺市/大阪

世界最大の墓域面積を誇る前方後円墳「仁徳天皇陵古墳」(5世紀前半、堺市堺区)に付属する小型古墳で、前方部が削られている「収塚(おさめづか)古墳」(5世紀中ごろ)について、堺市は28日、濠(ほり)跡を発掘調査し、前方部墳端の葺石(ふきいし)を、築造当時の状態で初めて確認した-と発表した。

収塚古墳は、大型古墳の近くに親族や副葬品を埋葬したとされる「陪塚(ばいちょう)」の一つだが、仁徳天皇陵古墳との関係など詳細は不明。明治以前に前方部が削られて堀も埋まっており、昭和33年に後円部が円墳として国史跡に指定された。

古地図にある周辺地形や近年の部分調査で帆立て貝形の前方後円墳とは分かっていたが、今回の調査で墳丘長を約59メートルと確定。市は前方部の史跡への追加指定を目指し正式に前方後円墳に改める方針。

仁徳天皇陵古墳を含む「百舌鳥(もず)・古市古墳群」(堺市、羽曳野市、藤井寺市)は平成29年の世界文化遺産登録を目指し、今夏に国内推薦がかかる。収塚古墳はJR百舌鳥駅前にあるため、市は現地を埋め戻し、来年から観光客向けの広場整備を計画している。現地説明会は31日午前10時~午後4時。問い合わせは市文化財課分室(072・273・6101)。

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http://www.sankei.com/west/news/150529/wst1505290036-n1.html