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円筒埴輪:市民の手で 紀伊風土記の丘、実物大20体墳丘へ 来月4日/和歌山

県立紀伊風土記の丘(和歌山市)は、国特別史跡・岩橋(いわせ)千塚古墳群内の前方後円墳「前山A58号墳」の復元に合わせて、墳丘に飾る実物大の円筒埴輪(はにわ)を市民の手で作る催しを、来月4日午前9時半から開く。今後2年間で計20体を製作し、2017年度に墳丘に並べるという。

09年から続くイベント。これまでに風土記の丘と市民が百数十体もの埴輪を製作し、今年3月に築造当時の姿が復元された県内最大の大日山35号墳に並べた。

今回は、高さ43センチの実物大埴輪を1人につき1体作る。今年度は9、12月と来年2月に製作する予定で、指導する萩野谷正宏学芸員は「古墳を造るにも大変な労働が必要なことを体感してほしい。当時の権力者の力の強さが分かるはず」と話している。

同古墳群は5〜6世紀に造られた国内最大級の古墳群。800基以上の古墳が確認されており、うち約430基が国の特別史跡に指定されている。両側に人面のついた両面埴輪など全国でも珍しい埴輪のほか、つぼなどを置く台座だったとみられる円筒埴輪などが多く見つかっている。

定員は先着20人。申し込みは風土記の丘(073・471・6123)で電話で受け付ける。参加無料だが、初めての参加者のみ練習用の材料費300円が必要。練習の埴輪は1カ月後に焼き上がったものを受け取れるという。

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http://mainichi.jp/feature/news/20150623ddlk30040482000c.html