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「保存と道路両立を」 静岡県知事、高尾山古墳検討促す/静岡

川勝平太知事は25日の定例記者会見で、沼津市が道路整備のため発掘調査しながら取り壊す方針を決めた高尾山古墳(同市東熊堂)に関し、保存と道路整備を両立させる方法を検討すべきとの考えを示した。
知事は昨秋に日本考古学協会や沼津市の関係者と高尾山古墳を視察したと明らかにし「卑弥呼(ひみこ)の時代の古墳で貴重だ。古墳を全部破壊するという考えを私は持っていない」と指摘した。その上で「工夫して(道路整備と)何とか両立できないか。関係者は保存か破壊かという対立を克服しようと努力している」と語った。
具体的には、できるだけ古墳を残すため、片側2車線の道路を一部1車線化して整備する方法を挙げた。付近に古墳のレプリカを備えた公園を整備することも提案した。
これに関連し、県街路整備課の小沢伸行課長は「古墳の上に歩道を回す方法を沼津市に助言した」と説明。「沼津市の考えを尊重した中で、できる範囲で助言や指導をしたい」と述べた。沼津市は市議会6月定例会に古墳の発掘調査費5100万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を提出。約2年間をかけて墳丘全体を削り取る発掘調査を行った後、道路整備に着手する考えを示している。

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http://www.at-s.com/news/detail/1174208566.html