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外環道工事現場に遺跡 古墳時代後期の横穴墓 世田谷/東京

世田谷区は29日、同区大蔵の東京外かく環状道路(外環道)建設工事現場から、古墳時代の横穴墓とみられる遺跡が発見された、と発表した。

同区教委によると今月16日、台地の斜面を掘削していた工事業者から横穴を発見したと連絡があり、区教委の学芸員が現場で横穴墓2基を確認した。

2基の横穴墓は、ともに入り口が幅65~90センチ、高さ100センチ程度。1基は奥行き5メートルほどの長方形で、鉄刀1本、須恵器1点のほか、勾玉(まがたま)や管玉など十数点の副葬品が出土した。もう1基は、奥行き3メートルほどの羽子板形で副葬品などは確認できなかった。須恵器の型などから、築造時期は7世紀後半の古墳時代後期と考えられるという。

区教委の担当者は「出土品などから判断すると、埋葬されていたのは村や集落の長ではないか」としている。

今後、遺跡は全面的に掘削されるため、区教委は記録保存を行った。出土品は区が管理するという。

区内では、これまで等々力渓谷3号横穴など23カ所の遺跡から約50基の横穴墓が確認されている。

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http://www.sankei.com/region/news/150630/rgn1506300059-n1.html