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初期国家形成知る上で重要 沼津・高尾山古墳/静岡

◆取り壊し問題 静大教授招き講演
沼津市が高尾山古墳(同市東熊堂)を道路建設のために取り壊す問題で、現状保存を求める市民グループ「市民の会」など四団体は十一日、沼津市内で古墳の価値について学ぶ講演会を開いた。沼津を中心に千葉や大阪などから二百二十人が訪れ、日本考古学協会理事の篠原和大(かずひろ)・静岡大教授の話に耳を傾けた。

市教委によると、高尾山古墳は台形を二つ並べた前方後方墳で、築造時期は二三〇年ごろ。邪馬台国の卑弥呼の古墳と同時代のものとされる。篠原教授は「東日本最大で最古級の古墳だ」と紹介した上で、「初期国家形成を知る上で、非常に重要。(高さ四メートルの)墳丘を削り取れば価値を失う」と強調した。

市民の会などはこの日、現状保存を求める署名活動もスタート。十五日には工藤達朗市教育長に、現状保存を求める要望書を提出する予定。

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http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20150712/CK2015071202000031.html