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安中・簗瀬二子塚古墳公園の公開始まる ガイダンス棟で3D映像も/群馬

安中市が進めていた六世紀初頭の前方後円墳「簗瀬二子塚古墳」の保存整備が終了し、3D映像を見ることができるガイダンス棟とともに古墳公園として公開が始まった。
この古墳は関東で最古とされる横穴式石室があり、当時の有力豪族が埋葬されたと見られている。全長八十メートルで、周囲に幅二十メートルの堀が巡らされている。
当初、古墳周辺を含めた都市公園計画を進める予定だったが、古墳東側の市道工事で堀が壊されたり、市の財政事情もあったりして頓挫。市は学術的価値の高い古墳を適切に保存するため新たな整備を進めていた。
二〇一一、一二年度で私有地だった古墳と堀を含めた約八千平方メートルを取得。翌年度から上下二段の全体的な形を復元、墳丘の土が流出するのを防ぐため芝を張った。丸太の階段で墳丘や墳頂に登れるようにした。
また、古墳の解説を聞きながら、3D映像で古墳の全景や石室内部や土遺物などを見ることができる約四十平方メートルのガイダンス棟を設置し、あづまやや駐車場も造った。
初公開日の十九日は見学会があり、千田茂雄市埋蔵文化財係長が解説。約三百人の考古学ファンが往時に夢をはせ耳を傾けていた。

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20150723/CK2015072302000196.html