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稲童古墳群展:出土した400点一堂に 国重文指定記念 行橋/福岡

古墳時代の刀剣やよろいかぶとが国重要文化財に指定されたことを記念する特別展「稲童古墳群展」が、行橋市中央の市歴史資料館で開幕した。

周防灘に面した稲童古墳群(行橋市稲童)からは馬具や刀剣などが豊富に出土。大和朝廷の一大軍事拠点だったとみられ、4〜6世紀の武人の姿が分かる点が評価された。

今回は重文約190点と豊前地方から出土した甲冑(かっちゅう)を含む400点を指定後初めて、一堂に集める。頭頂部の装飾品が特徴の金銅立飾付眉庇付冑(こんどうたちかざりつきまびさしつきかぶと)は、飾りの金ぱくは剥落しているが、すかし入りの庇は威厳があり、上級指揮官がかぶったらしい。馬の首につける三環鈴(さんかんれい)、先が鋭くとがったほこや石突、分厚い鉄製よろいも並ぶ。

山中英彦館長は「京都平野の古墳から多くの甲冑が出土し、朝鮮半島進出への重要拠点とみられる」と話す。

11月29日まで。8月1日午後1時から古代かぶとの研究者らを招いた無料シンポジウムがある。整理券は市歴史資料館0930・25・3133。

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