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世界遺産目指す百舌鳥・古市古墳群 「来年こそ国内推薦を」堺など3市議会が合同研修会/大阪

世界遺産候補に向けた国内推薦の座を先月逃した「百舌鳥(もず)・古市古墳群」について、大阪府の堺、羽曳野、藤井寺の3市議会合同研修会が10日、堺市役所で開かれた。各市議計約80人が古墳群の価値と魅力を再確認し、「来年こそは必ず国内推薦を」と決意を新たにした。

講演した府立近つ飛鳥博物館の白石太一郎館長は「朝鮮半島との外交を担った大阪平野南部の勢力が大和政権で大きな力を握り、古墳群をつくった。日本が文明国の仲間入りを果たした証しだ」と強調し、「準備の進捗(しんちょく)だけの問題。世界遺産としての価値は揺るぎない」と断言した。

議員からは陵墓が観光地化することなどへの懸念も示されたが、白石館長は「戦後の混乱期に(宅地開発で)古墳が壊されたが、大規模なものは残った。これを機に古代史上の価値や保護施策をみなさんで考えてほしい」と語った。

堺市によると、来年の国内推薦は「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」(新潟県)と事実上の一騎打ちになる可能性が高いという。

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http://www.sankei.com/west/news/150811/wst1508110067-n1.html