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念願 古墳の道しるべ 志賀・西海千ノ浦 誘客へ案内板 設置/石川

志賀町西海千ノ浦の住民有志八人が二十五日、地元の町史跡「千浦二子塚古墳群」で除草作業に取り組んだ。前日の二十四日には、町が古墳群の案内看板を入り口に設置しており、住民たちは観光誘客に期待を寄せながら汗を流した。

古墳群は古墳時代の五~七世紀にできたとみられ、岬の南北四百メートルにわたって十二基の円墳が点在する。地元住民と石川考古学研究会による二〇一一年の調査では、県内二例目、全国でも二十五例目となる一つの墳丘に二つの横穴式石室が並ぶ「双室墳」が確認されている。

除草作業は年二回行っており、この日は、数年前に地元住民が自ら整備した見学ルートの草を刈った。入り口となる県道脇からスタートし、古墳群の奥まで作業した。今は古墳そのものも草に覆われて見学が難しいため、後日、再び草を刈る。

看板は高さ、幅とも二メートルで、見学ルートの入り口に設置。これまで目印がなく、来訪者から場所が分からないとの声が寄せられることがあったため、住民が町に設置を要望した。北陸新幹線開業による外国人誘客にも期待を寄せ、英語の案内文も添えた。

金森美津雄区長(71)は「古墳群は、大昔の人の生活や技術の動きが分かり、地域にとっても宝。住民の高齢化が進んで手入れは大変だが、何とか観光に寄与したい」と笑顔を見せた。

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http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20150826/CK2015082602000051.html