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若狭地方最古の甲冑形埴輪出土/福井

◇藤井岡古墳
若狭町などは26日、同町藤井の円墳「藤井岡古墳」(5世紀初め)で、甲冑形埴輪が出土したと発表した。同様の埴輪は若狭地方で2例目だが最古という。発掘担当者は「ヤマト政権との関わり、影響を示す資料で貴重だ」と評価している。

同古墳は高さ4~5メートルの直径約27メートルで、本格的な葺石を備えていることが判明した。さらに、墳丘の南側の裾からは、1体分の甲冑形埴輪の破片が多数見つかった。破片をつなげると高さは約50センチあり、短甲を模したとみられる。

同様の埴輪は小浜市の太興寺古墳群(5世紀末)でも見つかっているが、今回の方が古かった。発掘を行った花園大の高橋克寿教授は「葺石や埴輪の状況から若狭の王に次ぐ有力者の古墳で、ヤマト政権に認められる存在だったのではないか」と分析している。

現地説明会は29日午前10時から町民向け、同11時から一般向けに行われる。問い合わせは同町歴史文化課(0770・62・2711)。

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