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群馬県内の古墳は1万2000基 あすの「七輿山」で県教委調査ほぼ終了/群馬

■来年度中に「綜覧」作成

県教育委員会が行っている古墳調査が大詰めを迎えている。本県では大小の古墳が多数確認されており、群馬はかつて東国文化の中心地だったとして、県は歴史文化遺産の発信にも力を入れている。

一方、県内にどれだけの古墳があるかを確認する全県調査は昭和10年以来行われておらず、それ以降、新たに発見された古墳も加えた正確な数は不明のままだった。

また、当時確認された古墳がその後、宅地や道路になったのか、あるいは古墳として維持されているのかも調査する必要性が出てきた。

そこで、県教委は平成24年度から4年をかけて、県民調査員による古墳総合調査を行ってきた。24日に実施される藤岡市の国史跡「七輿山(ななこしやま)古墳」周辺の古墳群調査をもって、現地確認調査がほぼ終了する見通しになっている。

昭和10年の段階では、古墳数が8423基だったが、今回の調査で約1万2千基を確認。今後、台帳化を進め、正確な古墳数を反映した「平成版上毛古墳綜覧」(仮称)を28年度中に作成する。

県文化財保護課によると、東日本では千葉県でも多数の古墳が確認されているが、東日本最大の天神山古墳(太田市)をはじめとして、保渡田古墳群(高崎市)、大室古墳群(前橋市)など大型の古墳が本県では数多く見られ、質・量ともに東日本ではトップクラスだという。

調査にあたっては、調査員を県民から募集し、座学と現地調査から成る研修を修了した161人を調査員として登録した。24日の調査にも約30人の県民調査員が参加する。

「七輿山古墳」は、奈良時代に多胡郡をたまわった羊太夫一族の伝説に由来するという。

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http://www.sankei.com/region/news/160123/rgn1601230063-n1.html