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高尾山古墳 西側う回路で保存/静岡

沼津市の高尾山古墳の保存と周辺の道路整備の両立を検討してきた協議会は2日、古墳の西側にT字型の交差点を設けて片側2車線の道路をう回させる最終案をまとめました。
沼津市東熊堂にある高尾山古墳は古墳時代初期のもので、東日本で最も古い古墳の1つとされています。
沼津市は当初、周辺の交通渋滞を解消するため古墳を取り壊して道路を建設しようとしましたが、古墳の保存を求める意見の高まりを受けて専門家を交えた協議会を設置し、道路整備と両立させる方法を検討してきました。
2日、この協議会の3回目の会合が沼津市内で開かれ、出席者は道路をう回させるものやトンネルを作るといった9つの案を絞り込む議論を行いました。
そして、▼古墳と隣の神社を一体的に保存できることや▼周辺の用地買収なども最小限に抑えられること、それに▼事業費も約5億円と最も少ないとして、古墳の西側にT字型の交差点を設け片側2車線の道路をう回させる最終案をまとめました。
沼津市はこの結論を受けて、県や県の公安委員会と道路計画を変更するための協議を始めることにしています。
協議会の議長をつとめた学習院大学法科大学院の大橋洋一教授は「市民に対して適切な情報提供や開かれた政策決定を行うという意味で画期的なモデルケースになった。
古墳が残れば観光資源にもなると思う」と話しています。

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http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3035165921.html