最新古墳にコーフンニュース

ニュース

二子山古墳一帯、宅地開発防止へ 京都・宇治、国史跡指定目指す/京都

京都府宇治市宇治の世界遺産・宇治上神社近くの二子山古墳一帯で進む宅地開発問題で、市は4日、開発を防ぐため、同古墳の国の史跡指定を目指す考えを市議会建設水道常任委員会で明らかにした。隣接する仏徳山(大吉山)とともに一帯を国の名勝指定に向けて動きだす意向も示し、宇治の景観を守る。
予定するのは、史跡が古墳周辺の約2万平方メートル、名勝が古墳や仏徳山を含む約21万平方メートル。宇治橋東側で、一帯の起伏に富んだ山並みは古くから宇治の代表的な景観として知られてきた。世界遺産のバッファゾーン(緩衝地帯)や、市の特別風致地区を含んでいる。
二子山古墳は古墳時代中期の地方首長を代表する古墳で、応神天皇の皇子莵道稚郎子(うじのわきいらつこ)の墓という見方もある。史跡や名勝になれば、土地購入費用の8割について国庫補助があるという。
仏徳山は市や近隣社寺などが所有。指定には地権者の同意が必要で、今後、市は開発業者の意向を聞きながら理解を求める。3年以内の指定を目指すという。
二子山古墳は宅地開発が可能な市街化区域にあり、開発業者が一帯の4万平方メートルを取得し、現在、うち一部の開発を計画している。市は一帯の市有地化を視野に検討してきた。

記事のページ:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160205-00000008-kyt-l26