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琵琶塚古墳説明会に160人参加 小山/栃木

小山市教委は5日、同市飯塚の国指定史跡・琵琶塚古墳で今年度行った発掘調査について現地説明会を開き、市民ら約160人が参加した。同古墳は6世紀前半ごろに造られた。全長123メートル、3段に築造された県内最大級の前方後円墳。

同市教委は史跡整備のために2013年から発掘調査を続けている。今年度の調査は、古墳内の石室を探す目的で約1900平方メートルを掘り下げた。石室は見つからなかったが、1段目のくびれ部分と二重の周溝を仕切る中堤部分に埴輪列があることが確認できた。

同市立博物館職員の栗原淳さん(45)によると、くびれ部分の円筒埴輪は2メートルに5本の間隔で配置されており、1段目の全周には約750本、全体では1000本以上になると考えられるという。栗原さんは「古墳が造られた当時の全体像が少しずつだが明らかになってきた」と話した。

群馬県から訪れた会社員、小此木真理さん(29)は「築造当時の状態はなかなか見られないので、とても参考になった」と満足した様子だった。

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http://mainichi.jp/articles/20160308/ddl/k09/040/100000c