最新古墳にコーフンニュース

ニュース

堺市、古墳時代最大木橋のニサンザイ古墳など3古墳の周濠を市指定史跡に 世界文化遺産登録へ初の取り組み/大阪

堺市は11日、古墳時代最大となる木橋の跡とみられる35個の柱穴が見つかった前方後円墳「ニサンザイ古墳」(5世紀後半、堺市北区)など百舌鳥(もず)古墳群の3古墳周濠(しゅうごう)を新たに市指定史跡に指定した。

市指定史跡は今回が初めて。3古墳の墳丘部は宮内庁が管理しているが、周濠は対象外のため、市が世界文化遺産登録に向け保存を図ろうと指定した。

ニサンザイ古墳は全長約300メートルで、全国で7番目の大きさ。平成24~27年度に市が周濠を調査した結果、後円部の周濠付近から柱穴35個と橋脚の一部とみられる直径約20センチの木材が2つ見つかった。柱穴をつなぐと、整った長方形となり、幅約12メートル、長さ45メートル以上の巨大木橋がかけられていたと推定された。

このほか指定されたのは、いずれも前方後円墳の竜佐山(たつさやま)古墳(5世紀後半~末、堺市堺区)と、永山古墳(5世紀前半、同)の周濠。

竜佐山古墳は長さ61メートルで、くびれ部に祭壇や埋葬に使われたとみられる「造り出し」と呼ばれる突起部分がある可能性がある。永山古墳は長さ100メートルで、周濠に堆積層が確認され、その下層に古墳の遺構が保存されているとみられる。

記事のページ:
http://www.sankei.com/west/news/160412/wst1604120032-n1.html