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快適トイレおもてなし大作戦 堺市、古墳周辺で/大阪

百舌鳥(もず)古墳群のユネスコ世界文化遺産登録を目指す堺市が、古墳周辺の公衆トイレを計1億円かけて改装・増設する。トイレの「汚い」「暗い」といったイメージをぬぐい、来訪者を「きれい」「安全」なトイレで迎え入れる狙いだ。

堺市内で世界文化遺産を目指す古墳は27基あるが、いずれも陵墓や史跡なのでトイレなどの構造物が造りにくい。人気のある仁徳陵、履中陵両古墳を見て回るには、中間にある大仙公園や駅のトイレを使うことになり、古墳周辺のトイレ不足や快適なトイレの必要性は議会でも度々指摘されてきた。

市は昨年12月、2013年度から「おもてなしトイレ大作戦」として観光地の公衆トイレ650カ所を整備した和歌山県に職員5人を派遣。和歌山城や道の駅のトイレを見学し、先行事例を聞き取りしてきた。

市は今年度、仁徳陵古墳に一番近い大仙公園内の公衆トイレを2千万円かけて改装する。便器を和式から洋式にして温水洗浄機付き便座をつけ、床なども改修し、イメージアップを試みる。

さらに、公園内に新たに「おもてなしトイレ」(仮称)も設置する。計8千万円かけ、温水洗浄機付き便座のほか、女性トイレには化粧直しができるパウダーコーナーや非常用ボタンもつけ、安心して使えるようにする。大型の公衆トイレになる予定で、来年度末の完成を目指す。

市は今後、新たに作成する古墳周遊マップにトイレの位置を明示する予定。コンビニや駅などトイレがある施設を調査したうえで、来訪者らにトイレを使わせてもらえるよう、各施設に協力を求める方針という。

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http://www.asahi.com/articles/ASJ4D7WLKJ4DPPTB00Z.html