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飛鳥期の須恵器窯跡発見 丹波市内で3カ所目/兵庫

兵庫県教育委員会は28日、兵庫県丹波市春日町稲塚で、飛鳥時代後半(7世紀後半)の須恵器窯跡「稲塚窯跡」が見つかったと発表した。丹波市内で発見された須恵器窯跡は3カ所目で、市島町の窯跡に次いで2番目に古い。食器とみられる須恵器の破片数百個も出土した。

窯跡は県立氷上高校西側の山の斜面にあり、国史跡「黒井城跡」の範囲に含まれる。近隣では以前から古墳時代後期の円墳4基も確認されており、県教委の委託で調査した県まちづくり技術センター埋蔵文化財調査部は「この地域の豪族が小規模な窯群を掌握していた状況が推定できる。丹波市内では発見例が少なく、貴重な史料になる」と話す。

発掘調査は防災用の砂防ダム建設に伴い、今月初旬から実施された。窯跡は長さ2・5メートル、幅1・1メートル、深さ30センチ。元々は全長3~4メートルあった登り窯の中央部の床とみられ、前後の部分は残っていない。

出土した須恵器の破片は杯(つき)(おわん)とふた、皿、つぼ、かめ。飛鳥時代後半の人々が日常的に使用していたものと推定される。

現地説明会は7月3日午後2~3時。雨天中止。発掘調査現地事務所TEL090・6205・9880

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http://www.kobe-np.co.jp/news/tanba/201606/0009231379.shtml