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巨勢山古墳群を紹介 – あすから「千塚」展第1弾/橿原市博物館/奈良

橿原市川西町の歴史に憩う橿原市博物館の秋季企画展「シリーズ『千塚』(1) 巨勢山古墳群」が、あす29日から開かれる。12月18日まで。

同館に隣接する新沢千塚古墳群(5世紀前半~6世紀後半)への理解を促進し、各地の「千塚」と呼ばれる古墳群にスポットを当てるシリーズ展の第1弾。

初回は800基以上と、日本最大規模の古墳数を誇る御所市・巨勢山古墳群(5世紀前半~7世紀中ごろ)を、遺物80点で紹介する。

408号墳(6世紀前半)出土のミニチュア炊飯具形土器は、新沢千塚にはない副葬品。773号墳(同)は横穴式石室の形態や、銀製指輪などの副葬品から渡来人との関係がうかがえる。

また古墳群に隣接し、葛城氏の盟主墳と考えられる宮山古墳(室大墓、5世紀前半)や、條ウル神古墳(6世紀後半)などに関しても解説している。

新沢千塚は丘陵に集中的に築造され、埋葬施設は木棺直葬がほとんど。一方、巨勢山は丘陵尾根筋に広く築かれ、横穴式石室も採用するといった違いが見られる。同館は「巨勢山古墳群との比較を通して、新沢千塚古墳群への理解を深めてもらえれば」と話している。

午前9時から午後5時開館。月曜休館。観覧料は大人300円、高校・大学生200円、小中学生100円。

問い合わせは同館、電話0744(27)9681。

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