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古墳時代の鏡を3D複製 山梨件工業技術センター、考古博物館で展示/山梨

古墳時代の豪族の鏡で、国の重要文化財に指定されている「神獣鏡(しんじゅうきょう)(赤烏(せきう)元年銘鏡)」の銅製の複製品を、県工業技術センターが3Dプリンターを使って製作し、県立考古博物館(甲府市下曽根町)で常設展示を始めた。「神獣鏡」は、市川三郷町大塚にある5世紀の古墳「鳥居原狐塚古墳」の石室から明治時代に、土器、剣、銅鈴など数点とともに見つかった。東京国立博物館(東京都台東区)に収蔵されている。

県教委学術文化財課によると、「中国の『呉』の赤烏元年(238年)の年号が記されており、日本と呉に外交関係があったことを示す意味で歴史的価値がある」としている。

ただ、神獣鏡が市川三郷町の古墳から出土した理由は不明。同課は「歴史ミステリー」としている。

県工業技術センターの担当者が東京国立博物館に出向き、3Dスキャナーで実物の立体画像データを取り込んだ。同センターはデータを用いて型枠を作成。銅の溶液を流し込み、2月に3枚を完成させた。

県立考古博物館では1日、2日、複製品に触れるイベントを開催する。いずれも午前11時~正午、午後2~3時。

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http://www.sankei.com/region/news/170401/rgn1704010045-n1.html