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菜種油で古墳群PR 益子町協力隊員仁平さんら/栃木

町地域おこし協力隊員の仁平佑一(にへいゆういち)さん(29)=益子=が主宰する活動グループ「Neharu(ネハル)」は9日、小宅の小宅古墳群で、地元住民と手を携えたイベント「ましこのひとしずくができるまでの物語」を初めて開いた。古墳群周辺を観光資源にしようと住民が育てた菜の花の種から油を搾るイベント。町内外から訪れた約30人は菜種油ができるプロセスを知るとともに、古墳群の魅力を感じていた。

古墳群の円墳など約20基は県指定文化財。近くの亀岡八幡宮(はちまんぐう)氏子でつくる「里山の会」が2009年度から、生い茂ったシノ竹を刈り始め、これまで約4ヘクタールに遊歩道を整えたり、菜の花の種をまき花を咲かせたりしてきた。

14年8月から協力隊員を務める仁平さんは、住民らから多くの菜種が採れることを耳にし、「町内の資源を生かしたい」と菜種油の商品化に乗り出した。昨年6月、採れたばかりの種を買い取り、約100キロを搾油業者に発注。約2カ月後、「菜種油ましこのひとしずく」約200本(1本130グラム)を完成させた。

菜の花が咲き誇る中で開かれたイベントでは、里山の会の床井秀夫(とこいひでお)さん(69)が整備の経緯を解説し、参加者は散策を楽しむなどした。

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