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安土城考古博物館 出土品に見る女性 埴輪、髪飾りなど47点 近江八幡/滋賀

県立安土城考古博物館(近江八幡市安土町下豊浦)で、女性にまつわる考古資料を展示する「歴史のなかの女性(考古資料編)」が開かれている。NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の放送などで女性の活躍に注目が集まる中、女性を表現した埴輪(はにわ)や髪飾りなど、県内出土品47点が集められている。6月4日まで。

同館の藤崎高志学芸員によると、全国的にも人物をモデルにした造形的な考古資料は少なく、中でも女性と判別できるものは希少という。

今回の目玉は、長い髪を束ねた女性の顔が見て取れる平安時代の墨画土器(大津市の上仰木遺跡)で、全国的に類例がないという。他にも、県内での出土例が全国の半分以上を占める弥生時代の木偶4体(野洲市の湯ノ部遺跡、草津市の烏丸崎遺跡)や、古墳時代後期の巫女(みこ)形埴輪(守山市の欲賀遺跡)などを展示している。

女性用の日常品を展示したコーナーでは、彦根城跡や膳所城下町遺跡(大津市)から出土した紅皿やかんざしなどが紹介され、江戸時代に入り、庶民に化粧が広まったことを伝えている。

月曜休館(5月1日は開館)。大人450円、高校、大学生300円、中学生以下無料。問い合わせは安土城考古博物館(0748・46・2424)。

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https://mainichi.jp/articles/20170418/ddl/k25/040/453000c