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古墳時代の刀 復元展示、福岡市埋蔵文化財センター/福岡

福岡市は、同市西区の元岡古墳群から2011年に出土した刀「庚寅銘大刀」の復元品を製作した。市埋蔵文化財センター(博多区井相田)で10日、実物とともに展示を始めた。

九州大伊都キャンパス内の古墳の石室で見つかった大刀は長さ75センチ。背の部分(幅約1センチ)に、文字などを彫って金で装飾する「金象嵌」が施され、19文字が記されていることが判明した。西暦570年に作ったことを示すとみられている。

実物はさびに覆われており、福岡市は当時の姿を再現しようと、昨年12月に復元作業に着手。熊本県に伝わる肥後象嵌の職人・稲田憲太郎氏の協力を得て、大刀を模した鉄に象嵌文字をよみがえらせた。

センターの担当者は「小さなスペースに精緻な象嵌を施しており、高い技術力が分かる」と、古墳時代の技術の高さに改めて注目している。

展示は25日まで。開館は午前9時~午後5時で、月曜休館。入館無料。問い合わせは、市埋蔵文化財センター(092・571・2921)へ。

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http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/culture/history/20170612-OYS1T50000.html