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高松塚古墳の国宝壁画のカビ除去、青竜もくっきり 文化庁

文化庁は12日、汚れのクリーニング作業が最終段階となっている奈良県明日香村の高松塚古墳(7世紀末~8世紀初め)の極彩色壁画(国宝)のうち、四神の青竜、白虎、玄武と、人物群像3点の計6点の写真を公開した。撮影は2月。

人物群像は、既に公開された「飛鳥美人」で知られる西壁女子群像以外の壁画。

文化庁によると、いずれも酵素や紫外線などによるクリーニングで目立ったカビの黒い色素が取り除かれ、絵の下地のしっくいが白くよみがえり、姿が鮮明になった。

高松塚古墳の壁画は、カビなどによる劣化が進んだため、平成19年に石室ごと解体し、村内の修復施設で作業が続く。修復完了後は壁画を古墳内に戻さずに、墳丘の近くに保存施設を整備し、公開する方針が文化庁の検討会で決まっている。

高松塚壁画は7月15~21日、村内の修復施設で一般公開される。問い合わせは「国宝高松塚古墳壁画修理作業室の公開(第18回)」事務局、電話06(6281)3040。

また、文化庁はキトラ古墳(明日香村)の壁画「朱雀」を「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」(同村)で一般公開する。期間は7月15日~8月13日。問い合わせは「キトラ古墳壁画の公開(第4回)」事務局、電話06(6281)3060。

いずれも予約制で、応募は往復はがきのほか、各ホームページで13日午前10時から申し込みができる。

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http://www.sankei.com/west/news/170612/wst1706120043-n1.html