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岡山・造山古墳の国史跡範囲追加 文化審答申、「保存へ大きな一歩」/岡山

16日にあった国の文化審議会の答申で、古代吉備最大の前方後円墳・造山古墳(岡山市北区新庄下、墳長約350メートル)の史跡範囲の追加指定が盛り込まれた。築造時は墳丘だったと想定される古墳南側の集落部分が新たに加わり、岡山市教委文化財課は「将来的な遺跡保存に向けた大きな一歩」と評価する。

同古墳は5世紀前半の築造で、全国第4位の規模。榊山古墳(指定名・第1古墳)、千足古墳(第5古墳)など6基の陪塚(ばいちょう)とともに1921年に国史跡指定された。

追加指定されるのは民有地を含む1万654平方メートルで、指定面積は計5万9287平方メートルとなる。千足古墳の装飾石材損傷を契機に策定された造山古墳群の保存管理計画を基に、2015年度に作成した測量図から墳丘の境が明らかになった。地権者の同意も得られたことから指定につながった。

文化財保護法により、指定地内の家屋や土地の現状変更には国の許可が必要になる。開発計画などがある場合は、保護のため岡山市が国の補助金を活用して買い取ることができる。

同課は「地権者とともに一層の保護と活用に尽くしていきたい」としている。

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