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県内最大の渋野丸山古墳、徳島市が整備計画/徳島

徳島市教育委員会は、国史跡で県内最大の前方後円墳「渋野丸山古墳」(同市渋野町)の保存や活用に向けた整備基本計画の素案を、市議会文教厚生委員会に示した。2024年度までに、崩れた部分の復元や見学用通路の設置などを目指す。26日から7月25日までパブリックコメントを募る。

社会教育課によると、古墳は1915年、開墾に伴って発見された。5世紀前半に造られた前方後円墳とみられ、全長105メートルと四国でも2番目の規模を誇る。被葬者は不明だが、「周濠(しゅうごう)」と呼ばれる堀や円筒形の埴輪(はにわ)の列があるといった特徴から、古墳時代の阿波と畿内の関係や社会変化を物語る重要な遺跡という。

53年に周辺の古墳とともに県史跡に指定され、2009年に国史跡となった。後円部東側で家屋の建て替え工事が計画された際、住民が保存運動を展開し、寄付金で買収した土地を市に寄贈したこともある。市が14年以降、保存へ向けて民有地の買収を進め、現在は約7割が公有地という。

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