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神島に前方後円墳?クラブ児童、大興奮 「必ず遺物を発見」/三重

神島で前方後円墳発見か--。鳥羽市立神島小・中学校「古墳クラブ」の子どもたちが島で土盛りを見つけ、「前方後円墳ではないか」と県埋蔵文化財センターに調査を依頼した。調査の結果、土器などの遺物が見つからなかったため、古墳とは確認できなかったが、子どもたちは「必ず遺物を見つける」と張り切っている。

古墳クラブのメンバーは、4年生で部長の小泉昊太郎さん、岡田翔さん、藤原充生さん、3年生の山本悠嵐さんの男子4人。土盛りは昨秋、体育館の裏でかつて畑だった雑木林で見つけた。今年6月に計測し、全長約17メートル、幅約5メートルで、後円ではないかと推測した部分は高さ約2メートルだった。

発掘調査の経験が豊富な同校の北畠充生教諭(57)が「畑がそこだけ高くなっているのは不自然」として、県埋蔵文化財センターの竹内英昭・調査研究1課長(56)に調査を依頼した。7月末、竹内課長ら2人が神島に渡り、子どもたちと一緒に現地を調べたうえで「土器などの出土資料がないため、今のところ古墳であるとも、ないとも言えない」との見方を示した。

神島の灯明山(標高171メートル)頂上部には直径10メートルの円墳がある。島には古墳時代の画文帯神獣鏡などの「伊勢神島祭祀(さいし)遺物」(国指定重要文化財)が伝わる。奈良・平安時代、東日本から伊勢神宮へ献上品を運ぶルート上の拠点として重視され、古代にも航路の中継基地だったとみられている。

古墳クラブのメンバーたちは「島に前方後円墳があったらと思うとワクワクする。早く遺物を見つけたい」と話している。

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https://mainichi.jp/articles/20170802/ddl/k24/040/177000c