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土器や埴輪、暮らし紹介 鹿嶋「宮中野古墳群」展 31日まで 「地方王権の成立」解説/茨城

鹿嶋市須賀や宮中などに広がる、古墳群と周辺集落の生活ぶりなどを紹介する第17回企画展「宮中野古墳群を造った人々」が、同市粟生の市どきどきセンターで開かれている。31日まで。

展示室には「地方王権の成立」など写真を配したパネル解説のほか、土師(はじ)器、須恵器、埴輪(はにわ)、勾玉(まがたま)などを展示。原久雄センター長は「古墳群を造った人たちの暮らしぶりを見に来てほしい」と話している。

同センターによると、同古墳群が造られたのは4世紀末から7世紀半ば。前方後円墳や帆立貝式古墳など、確認されているだけで、県内最大規模の計127基が点在している。

代表的な古墳は、4世紀末の古墳とみられる「お伊勢山古墳」、県内5番目の規模を誇る全長約107・5メートルの「夫婦塚古墳」、帆立貝のような形に見える「大塚古墳」などがある。

同古墳群は2014年12月から15年8月まで県教育財団が埋蔵文化財の発掘調査を実施。集落跡などが見つかった。大塚古墳周辺には古墳時代後期から平安時代の墓とみられる土坑が165基あり、墓域とも考えられるという。

開館は午前9時から午後4時半。日曜祝日休館。
◇ 企画展に関連して19日、同市宮中の鹿嶋勤労文化会館で茨城大の田中裕教授が「古墳と『常陸国風土記』」をテーマに講演する。定員180人。入場無料(資料代100円)。申し込み問い合わせは、市どきどきセンター(電)0299(84)0778。

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