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木製品にスポット 向日市文化資料館で京都府内遺跡出土品など展示 27日まで/京都

昨年度の発掘調査で出土した遺物と、これまでに府内の遺跡で出土した遺物の中で、特に木製品にスポットを当てた展示会「発掘された京都の歴史」(府教委、府埋蔵文化財調査研究センター主催)が向日市文化資料館(同市寺戸町)で開かれている。27日まで。

昭和57年から、前年度の発掘調査成果の紹介を目的に開いてきた展示会を、さらに府民に埋蔵文化財への関心を高め、親しんでもらおうと、今回からテーマ展も同時に紹介するかたちで開催している。

紹介されているのは府内23遺跡から出土した約150点。このうち今回のテーマの「木とともに生きる~道具のいまむかし」では、4遺跡から出品。下水主(しもみずし)遺跡(城陽市)の溝跡などから出土した縄文時代晩期~弥生時代前期のくわなどの農耕具類や、古墳時代の家の扉とみられるような建築部材、古殿遺跡(京丹後市)出土の椅子などが並ぶ。

残る19遺跡は昨年度の調査で出土した遺物。特に、芝山遺跡(城陽市)から出土した4基の古墳のうち古墳中期初め(4世紀末~5世紀初め)の方墳から出土した府内最大級の長さ5・35センチの勾玉(まがたま)と管玉が注目される。

また、奈良時代から平安時代にかけての丹後国府との関連が予想される、安国寺遺跡(宮津市)から出土した中国産の輸入陶磁器の破片や、丹波国府の推定地・千代川遺跡(亀岡市)から出土した土器などを、遺構を紹介するパネルとともに展示している。

同センターは「分かりやすさを心がけて展示したので、できるだけ多くの人にみてもらえれば」と話している。

入館無料。月曜日休館。開館時間は午前10時~午後6時。同展は9月9~24日に府立山城郷土資料館(木津川市)でも開催する。

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