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高尾山古墳 迂回路再検討に理解求める 沼津市長と地元市民が対話/静岡

沼津市が道路迂回(うかい)案を再検討している高尾山古墳(同市東熊堂)の地元、金岡地区センターで29日夜、市長と市民が対話する「元気な沼津!まちづくりトーク」が開かれた。大沼明穂市長は「全国の古墳ファンに楽しんでもらうことは沼津を元気にするために必要」と約80人の出席者に古墳保存の理解を求めた。

高尾山古墳は卑弥呼の墓とも考えられる箸墓古墳(奈良県桜井市)と同時代の3世紀前半の前方後方墳。有識者協議会が昨年2月、建設予定の道路の迂回案を示したが、安全性が指摘され、市が再検討している。

トークで、東熊堂自治会の川村政司会長は「道路は構想から約60年。現在の狭い道には毎朝、通勤の車が重なり通学する子供は命がけ。道路を早く造ってほしい」と要望した。

これに対し市側は、4車線道路を2車線ずつ分離したうえ▽東西とも地上▽東側だけトンネル▽西側だけトンネル--の3案を主に検討していると説明。大沼市長は「卑弥呼に反旗を翻した若者がスルガの最初の王となり、ここに眠っている」と古墳の重要性を訴え「どの案が可能か大変な思いで検討している」とした。

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https://mainichi.jp/articles/20170831/ddl/k22/040/326000c