最新古墳にコーフンニュース

ニュース

文化庁が国宝の複製品や古墳VR映像貸し出しへ

文化庁は来年度、先端技術を使った国宝などの精巧な複製品や、古墳の内部の様子などを疑似体験できるバーチャルリアリティー(VR)映像を制作し、国内外の展示施設に貸し出す事業に乗り出す。来年度予算の概算要求に、関連事業費と合わせ12億円を盛り込んだ。

これまでも企業が社会貢献事業として複製品やVRを制作する例はあったが、公開の機会は限られていた。新事業では当初から各地への貸し出しと展示を目的に制作。劣化防止のため公開が制限される美術品や、移動展示ができない遺跡などに親しんでもらう。

複製品やVRの制作に当たる事業者は、来年度に公募する。複製する文化財の選定も事業者に委ねる。貸出料の徴収などで収益を生むノウハウも蓄積し、民間での制作、貸し出し業務の活発化につなげる。

関連事業では、博物館の学芸員らが、地方自治体などから文化財の保存・活用に関する相談を受ける窓口を新設する方針。複製品やVRも使った文化財の観光活用などについて専門的な見地から助言する。

記事のページ:
http://www.sankei.com/life/news/170906/lif1709060011-n1.html