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万籟山古墳 初の発掘調査、成果報告 宝塚で来月講演会/兵庫

今年2~3月に初めて発掘が行われた宝塚市切畑の市指定史跡「万籟山(ばんらいさん)古墳」について、調査を実施した大阪大考古学研究室が10月15日、成果報告講演会を市立東公民館(市山本南2)で開く。

万籟山古墳は1934年に発見された古墳時代前期(3世紀半ば~4世紀)の前方後円墳で、武庫川と猪名川に挟まれた宝塚市の長尾山丘陵にある。

万籟山古墳は周囲の他の古墳から離れて存在する「単独墳」で、規模、竪穴式石室の存在から、地域の豪族の中でも有力者の古墳と考えられている。

70年に武庫川女子大が実施した測量調査では全長54メートルと推定されたが、今年の発掘調査で古墳の土と土壌の境目が確認され、全長64メートル、高さ8・7メートルと判明した。

講演会では、大阪大の福永伸哉教授が「長尾山丘陵の古墳群と邪馬台国からの風」、中久保辰夫助教が「万籟山古墳の発掘調査成果」と題し、古墳時代の猪名川流域の社会について解説する。

成果報告講演会は10月15日午後1時半~午後3時半。無料。定員180人(先着順)。問い合わせ先は宝塚市教委社会教育課で、参加希望は同課の電話(0797・77・2029)とファクス(0797・71・1891)で、10月13日まで受け付ける。

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