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県重要文化財指定 関・臨川寺が所有「木造釈迦如来坐像」、本巣・船来山古墳群の出土品 /岐阜

県教育委員会は、関市小屋名の臨川寺が所有する「木造釈迦(しゃか)如来坐像」と、本巣市の船来山(ふなきやま)古墳群出土品を県文化財保護審議会の答申に基づき、県重要文化財に指定した。県重要文化財は今回分を含め418件になった。

臨川寺の木造釈迦如来坐像は、鎌倉~室町時代の禅宗寺院に多く見られる宝冠釈迦で高さ62・5センチの彫刻。南北朝時代を代表する中世院派系仏師の作品とみられている。院派主流の作品とはやや異なるものの「中世院派系仏師らによる作品の展開を考える上で重要」と高く評価された。元は常楽寺(関市)の本尊で、現在は県博物館に展示されている。

船来山古墳群は本巣・岐阜市境にあり、古墳時代の全時期にわたって継続的に築造された古墳290基で構成されている。本巣市側から出土した古墳時代の代表的な687点が指定された。特殊な形状の須恵器や、中国大陸製の可能性がある「雁木玉(がんぎだま)」が含まれる。首長層の姿を出土品から読み取れ、副葬品や葬送儀礼の変遷を示す好例という。

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https://mainichi.jp/articles/20170916/ddl/k21/040/189000c