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二子山古墳 北墳で掘り込み確認 用途は不明 宇治/京都

国史跡指定に向け、宇治市宇治の二子山古墳の発掘調査をしている市歴史まちづくり推進課は22日、北墳(直径約40メートル)の裾部を確認し、その北側で大型の掘り込み(幅5・6メートル、長さ10メートル、深さ73センチ)の一部が見つかったと発表した。掘り込みの用途は不明だが、古墳の築造や祭祀(さいし)との関係を検討し、歴史的価値を明らかにするという。

二子山古墳は宇治川右岸の丘陵上にあり、南北2基の円墳からなる。1968年の発掘調査で青銅鏡や甲冑(かっちゅう)、武器など多数の副葬品が出土し、古墳時代中期(5世紀)の造営とみられている。昨年度は南墳(直径約30メートル)の形状と規模が確認された。今回の調査では、ステージ状の祭祀施設「造り出し」の有無を調べたが、見つからなかった。

一帯では民間業者が宅地開発を計画しており、市は景観保全のため、古墳の史跡指定と開発用地の買い取りを目指している。

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https://mainichi.jp/articles/20170923/ddl/k26/040/469000c